アニサキスに木クレオソートが有効だとしても
久々に気になる記事があったので。
アニサキスに正露丸 特許取得 | 2018/7/9(月) 19:13 - Yahoo!ニュース
有効成分の木クレオソートは、木タールを精製したもので、殺菌作用がある。
静菌ではなく殺菌。
アニサキス症のみならず、こういった殺菌作用のあるものを常用するのは非常に危険だと警鐘を鳴らしたい。
このブログを頻繁に読んでる人ならわかると思うけど、殺菌作用のあるものを経口摂取すると、その時点での腸内細菌叢の個体差によって、芽胞を形成する菌だけが繁殖したりして、様々な食べ物に対し経口免疫がうまく働かなくなり得るどころか、そもそも我々ヒトの体が食物の分解・消化において腸内細菌に完全依存していることから、脂質やたんぱく質(必須・非必須アミノ酸)をうまく栄養にできず、通常量でも過剰と体が見なしてしまうようになる可能性がある。
この現象によって、それらが正しく吸収や代謝された体には有益となる、抗酸化物質さえも代謝不全を起こし、経口摂取したあらゆる食物が皮膚や粘膜や内臓、血管で激しい炎症となって排出される。
(線維芽細胞に異常があったり、脂肪が少ない体で脂溶性ビタミンを摂ると、微量でも過剰になり、マスト細胞を異常活性させてヒスタミンが大量放出されるマウス実験があり、それでしか説明できない症状が人体にもある)
しかもそれは、現代の科学では不可逆性で且つ根治法はないから、本当に、万が一そうなってしまった場合は暫定的に一生、生き地獄を味わう。
「唯一選択性」のある抗生物質なんてない。
免疫抑制系、殺菌系、界面活性系の物質・成分は、薬であれ食品であれ、色々な病を引き起こす根本原因。
そして今の科学技術じゃ、二度と元の体に戻れなくなる。
さっきから科学科学って言ってるのはどうしてかと言うと、医学なんて、科学の極々一部に肖って、その既存知識に胡座かいて踏ん反り返って、未だに風邪ですら根治できないし原因もわかってないのに偉そうにして、何も根治できないし逆に苦痛を増やして平気な顔してる組織だから。
サイコパスだ。
例えるなら「まずウイルスをばら撒いて、蔓延した段階で、予め用意してあった不完全なワクチンを売って救世主になる」ってのと同じ。
だから、頼るなら科学に頼るべし。
ただし、救命医療だけは絶対に必要。
普段の「QOL」とか宣ってる医療は、「人体を医療なしじゃ生きていけない状態(お客様)にするビジネスのプロ」だと捉えて差し支えない。
だって日本の医療は「対症療法」が大前提で、治し方を何一つ知らないんだから。
論理的・絶対的思考だけが人命を救う。
相対的思考は人類を滅ぼす。