SNSでトラブる原因は時間差?
ツイッターでよく炎上やバズを見かけるけど、他のSNSに比べてもその頻度は段違いに感じる。
FBは基本的に実名だから、善人リア充アピールしてないと人生に大打撃みたいなのは、わからなくもない。
ただ、同じ匿名でも、かつてのmixiはツイッターほど炎上はしてなかった。
しても、コミュニティの中だけとかで丸く収まる(収めなければという共通認識があった)ことがほとんど。
その違いはなんなのかって考えた。
たぶん、発信側と受け取る側で捉えてる時間差が違いすぎるからかなと。
要は、タイムラグをどれだけ感じてるか。
ツイッターでは、そのリアルタイム性を売りにしてることもあって、少々時間が経過してるツイートでも、読んだ人にとっては「たった今起きてること」と捉えがちなんじゃないか、と。
かつての掲示板やmixi、あとは今でもブログなんかは、受け手がしっかり発信側との時間のズレを、無意識か意識してかは兎も角、理解してた節がある。
「この記事がアップされてからこれだけ時間が経ってるから、双方に温度差がある」
と想像するというか。
ちゃんと画面の向こうの人間を意識してたんだろうね。
それで、今はリアルタイム性が重視されてるから、慮る余裕がなく、サーっと流れてきた文章を見たまんま、読んだまんまで感じたことを、なんのためらいもなく、便所の落書き程度の気持ちで書くのかなぁと。
それを相手に届ける、それが相手に届く、なんて当たり前のことさえ考えられてない人が居る。
相手が居るってこと自体を考えてない人も。
以前、個人的に炎上してまって、1万RTかいくらかいった時、敢えてリプや引用RTにも全て反応して返したのね。
そしたら、炎上ツイ自体へのリプではめちゃくちゃ暴言使ってきてて、なんか非合理的なのにそれらしいこと並べてマウント取った気になってた人達が、
「まさか反応が来ると思ってませんでした。すみませんでした。でも私(僕)はこう思います」
みたいになるケース多かったの。
一度出したら引っ込められない、みたいなのがあるから一応主張はしてるんだろうけど、鬼の首取ったような言い草だったのが、借りてきた猫みたいになって、説得力とか信憑性以前の話でとてもおもしろかった。
そんなふうに、独り言でテレビに文句吐いてる感覚がたくさんの種火になってるんやろうなと。
そりゃテレビの中の人が反論してきたってなったら、リアル貞子みたいなもんやから怖いか。
───世の中は、社会は、どこに向かうでもゴールがあるわけでもないのに、こうも生き急いで、何かに追われて何かを追って、ピリピリビクビクしてる。
もっと、人間が人間の価値を思い出さないと、人間が人間を大切にするなんて当たり前のことなのに、誰もできなくなっちゃうよ。
個体の唯一無二性、理解させる教育改革が必要なんだろうなぁ。
まず大人を教育する偉人の出現が先か。
うーーーむ。